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No.
136

【詳細版】ストック・オプション統計データ(2021年の新規上場企業)/セミナーのご案内(2022年6月30日号)

Topic1. ► ストック・オプション統計データ(2021年の新規上場企業)


今回は、2022年2月に執筆した2021年の新規上場企業におけるストック・オプションの事例調査の続編として、各社のストック・オプションの発行状況をより詳細にまとめました。
2021年に東京証券取引所に上場した企業125社を対象に、新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)に記載された新株予約権等の記載の内容を集計しています。

 

 
 

1.2021年のSOの発行割合

以下の図は、直近5年間の新規上場企業における、ストック・オプションの発行割合の最大値と平均値です。
 

 
2021年の平均値は9.7%と過去5年間で最大となりました。
最大値はシンプレクス・ホールディングス株式会社の27%となっています。

 

中略

 

4.2021年の信託型ストック・オプションの各社データ

信託型ストック・オプションを導入している企業は21社でした。
ただし、ペイロールに関してはIPO前に信託を満了し、ストック・オプションを対象者に交付しているため、集計対象から除外しています。

 


※1 新株予約権の割当日。ただし、割当日の記載のない会社は発行決議日
※2 発行から新規上場申請のための有価証券報告書 の提出日までの株式分割を考慮した価格

 
信託型ストック・オプション発行時点での発行割合としては、サイバートラスト株式会社の25.0%が最も多く、平均は7.6%、中央値は6.3%でした。
また、IPO時点での発行割合としては、ブロードマインド株式会社の10.9%が最も多く、平均は6.0%、中央値は5.5%でした。
 

・・・続く

 

Topic2. ► セミナー・イベント情報

京大MBA2022 短期集中講座「企業価値評価とファイナンス ―財務モデル・ESG・サステナビリティ―」



本講座には、弊社シニア・マネジャー 木村友二が講師として登壇いたします。

 

<講座概要>
京都大学MBAが開講しているファイナンス関連の講座(基礎講座、専門講座、実務講座)の中から、理論のエッセンスと実務に役立つパートを集約して体系化した京都大学のオリジナル講座です。
これまでに約160名の方が受講している本講座では、グローバルスタンダードなファイナンスと財務的な企業価値評価(バリュエーション)の理論と考え方を解説し、欧米や日本のMBAで用いるケーススタディやエクセルによる財務モデル(モデリング)演習を通じて、実践的なバリュエーションと財務的意思決定のトレーニングを行います。新しい潮流であるESGと経営、サステナブルファイナンスも取り入れています。
サステナビリティ、サステナブルファイナンス、バリュエーションの実務、CFOの役割など、各分野の専門家の講演やQAセッション、さらには参加者間の交流もありますので、ネットワーキングの場としてもご活用ください。

 

<日程>  2022.7.21(木) 〜 2022.9.14(水)、全8回+特別セッション

開催方法>オンライン・対面

 

申込期日を過ぎておりますが、ご関心がある方は弊社までお問い合わせください。
皆さまのご参加を、心よりお待ち申し上げます。

 

 

 


執筆者紹介


林 将大 < フィナンシャル・アドバイザリー部 コンサルタント>
大学卒業後、野村證券、香港の金融機関にて幅広い金融業務に従事した後、Fintechスタートアップへの経営参画を経て現職。スタートアップから上場企業まで幅広いフェイズの資本政策を支援。
慶應義塾大学経済学部卒、北京語言大学中国語課程修了


株式会社プルータス・コンサルティング 広報担当

〒100-6030 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビル30階

TEL:03-3591-8123

※ 本メールは、プルータス・コンサルティング社員が名刺交換および面談させて頂いた皆様にお送りしております。配信停止のご希望は こちら から承ります


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